DOLL

先日、いろいろあって神戸にいたのですが、暇な時間は基本的にホテルで卒研でした(笑)
とはいえ、妹の試験時間中にひとりホテルに帰るのも電車賃がもったいないので、その間は駅近くを散策していました。(店も開いてないうちからあてもなく色々と歩き回っていました(// //)>)

中でも、「神戸ドールミュージアム」は鮮烈でした。西洋系のからくり人形の実物(学天則みたいなのとか)がたくさん置いてあるところです。しかも、よくみたらほとんどの人形がビスクドールでした。からくりなので、顔のみがビスクで、手先や体は木のようですが、セルロイドの比ではない妖しさを醸し出しています(>_<;)
ミュージアムの1階ではアンティークドールの販売も行っていました。見ていて思ったのですが、日本の作家さんが作ったものは、顔つきが他とは明らかに違います。西洋のものは頬が出っ張って、口の上下が深く窪んでいるのに対して、日本のそれは恐ろしいほどにスマートで、なんか「雛人形の素顔」でも見てしまったような感じがします。(←見たことないけど)。
僕自身、ロボットのプラモばかり作っていてこういう人形には詳しくないのですが、スーパードルフィーの顔もこんなふうに線の細い顔つきで、これらは西洋のアンティークドールとは一線を画しているように見えます。しかし、あの吸い込まれそうなほどにすんだガラス瞳と、美しいのか恐ろしいのかの区別すらつかない妖しさは、どちらにも共通していて、"こんなのを3DCCGで描けたらなぁ"などと、ついつい罰当たりなことも考えてしまいます。(それだけの画力があればですが(苦笑))