本気出したらただの変態じゃないですか

CLOTHO「この机の上の資料,借りて行って良いですか?」
先輩「いいよ.というより,ここで作業しちゃっていいから」
CLOTHO「この席の方は今日お休みなんですか?」
先輩「たぶんもう来ないから大丈夫」
CLOTHO「・・・ここの方もなんですか」

私の所属する研究チームは10名程度の規模でありながら,出勤拒否をしている方が複数います.他にもストレスで体調崩す方や胃カメラ飲んだ人とかもいるそうで・・・一般の研究所って厳しいんですかね,精神的に(苦笑)実際.企業との共同研究も多く,思った通りのテーマで研究できるわけでもありませんし.

先輩「そういえば,CLOTHOってヒューマノイドやりたかったの?」
CLOTHO「はい(って,なんで過去形www)」
先輩「実は,俺も入ったときはヒューマノイドやりたかったんだよ」
CLOTHO「たしか今は,タイヤ移動ロボットの研究をされてますよね」
先輩「かなりアプローチしたんだけど,気がついたらこれをやらされてたよwwこっちも面白いとは思うけどね」
CLOTHO「そうなんですか(自分も今はビジョン系させられてるしなぁ)(^^;」
先輩「ここでヒューマノイドやるのは難しいよ,前にヒューマノイド始めた人は・・・いま引き篭ってるし」
CLOTHO「洒落になりませんね...なら,CLOTHOは明日から本気出しますよっ!」
先輩「なにするんだよw」

それから2ヶ月


で.その結果がこれだよっ!(°Д °;

先輩「ちょwww多すぎwww」
CLOTHO「おかげさまでやっとヒューマノイドの研究が回ってきました・・・たくさん」
先輩「これだけいるとキモチワルイね」
CLOTHOえぇ,オタクの机みたいです」
先輩「間違いないwww」


先輩「ところで,このHRP-2mは未塗装だったんじゃないの?」
CLOTHO「はい,二台あったので,こっちは悪役っぽく塗ってみました」
先輩「よくこの色で許可が出たね」
CLOTHO「上司の方を集めて,何色に塗るかコンペしたんですよ.そのために外装と内部フレームの3Dモデルを作成して,参考用のカラーサンプルを30種類ほど用意しました」

先輩「やりすぎだろwww」
CLOTHO「外装の3Dモデルはメーカー側にも存在しないとかで,結構喜んでもらえましたよw」
先輩「てか,修論のテーマどうすんの?」
CLOTHO「実は,ヒューマノイドやるために他の仕事もたくさん請けてしまってwww下手すると論文を3つ以上出すハメになるかも」
先輩「死ぬ気か(苦笑)」

P.S.今度作るヒューマノイドロボットは完全に僕の設計です(←まだ増えるのかw)